FXって、本当に投資でしょうか? FX取引の本質に迫ります
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FX取引の本質とは?
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「FXで投資する」、とよく言いますよね。
しかし、FXは、本当に投資なのでしょうか? この部分を、まず最初に認識しなくては、FXについて間違える元となります。
本ページでは、FXの本質に迫ります。
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原油価格が一時、1バレル150ドルに迫る勢い!
世界経済を震撼させた資源価格の急騰。その原因の一つが、「投機マネー」の流入と言われています。投機資金が、原油をはじめとした商品に向かったと言うのです。
この資金の多くを占めるのが、アメリカの年金基金です。
年金は本来、投資はすれども投機はしないのでは? そう考えるのが自然だと思います。
では一体、投資と投機はどう違うのでしょうか? まず、そこを確認しましょう。 |
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@投資
株式の長期保有がその代表格です。企業と言うのは、その国の経済を引っ張るエンジンの役割を担います。そのエンジンに株式市場を通じて燃料、つまり資金を投じるのが投資家の役割です。
この資金を利用して企業は、より利益を大きくするための様々な取り組みを行う事ができます。こうして事業が拡大すれば、それに伴って得られたより大きな利益を、株主配当と言う形で投資家はリターンを得る事ができます。
つまり投資は、資金を回転させてやる事によって、資金を提供した人も、借りた人も双方がより大きな利益を手にする事ができる仕組み、と言う事ができます。
A投機
株式の短期売買やFXの為替取引が代表例です。
例えば為替取引。円を売ってドルを買っても、ドル自体が成長する訳ではありません。
また為替取引は、取引を決裁した時点で必ず、取引の売り買いの合計値はプラスマイナスゼロになります。つまり、その取引に参加した人の利益と損失を合算すると、必ずプラスでもマイナスでもなくなると言う事です。
これは、株式の長期投資のように、上手くいけば投資家全体に利益を分配でき、さらに株式自体の値上がり益も手にする事ができる。企業も、事業の拡大で利益を大きくする事が出来、従業員は賃金の上昇によって利益を手にする。
取引に関連したすべての人がハッピーになる可能性のある投資と投機は、完全に性質の異なるものである事が分かると思います。
どこからが長期投資で、どこまでが短期の投機なのかは明確ではありません。また、投資が良い事で投機は悪、と言う事でもありません。
仮に「投資の方が好ましい」としても、投機活動が無ければ、「投資」している人が株や通貨を売ろうにも買おうにも、取引自体が極めて少なくなって、売ろうにも売れない、買おうにも買えないと言った事態を引き起こしてしまいます。
投機とは、市場全体を活発化させる潤滑油のような役割を果たしていると考えられます。
普段仕事を持っている私たちサラリーマンが資産形成する場合、どちらが有利なのか、もしくはどちらが適しているのか、ご自身の投資(投機?)環境や余裕資金の量、性格などを勘案して、冷静に対処したいですね。
上段の「投資と投機」に関連しますが、ゼロサムゲームと言う言葉も、頭に入れておきましょう。
株の長期投資は、全ての人がハッピーになれる可能性を持っている取引でしたね。こういう世界を、「プラスサムゲーム」と言います。取引の合計(サム)がプラスになる、と言う意味合いです。
対して、マイナスサムゲームと言う世界があります。「そんなのがあるの!?」、と思うかもしれませんが、厳然と存在します。
それは、ギャンブルです。
ギャンブルはあり得ないくらいのマイナスリターンを誇ります。銀行の預金金利は0コンマ数%のプラスですよね。ところがギャンブル、たとえば宝くじなどはさも夢を売るようなセリフに騙されやすいのですが、何と平均リターンはマイナス50%です。
競馬は多少良くなって、マイナス25%、趣味の世界なら別ですが、儲けようとして手を出すとしたら、それはもうバカと言われてもおかしくありません。唯一巨額の富を手にするのは、ギャンブルの胴元、日本では国や地方自治体なのです。
ではFXはそのどちらなのでしょうか? 大儲けできるからプラスサム? 違いますよね。FXは投機なので、取引の合計は常にプラマイゼロ、・・・・そう、ゼロサムゲームとなります。
でもここで、もうひと呼吸して考えてみましょう。
FXの取引自体はプラスマイナスゼロでしたが、取引への参加手数料はどこに行ってしまうのでしょうか?
そう、FX業者はあなたを喜ばせたり愉快にさせるために存在しているのではありません。あなたが喜んだり悲しんだりする際にかかる手数料を頂戴するために存在しています。あなたが感情的になればなるほど、システムを提供する業者がニッコリ微笑むのです。
業者に支払う手数料と言う、「どう逃れようとも逃れられないマイナス分」を考慮に入れると、実はFX取引は、マイナスサムゲームの世界に、片足を突っ込みかけたようなものなのです。
FXは、取引に参加する人の儲けはプラスでもマイナスでもない、平均すると儲けも損も無い世界、唯一ほぼ確実に得をするとしたら、それはFX業者である、と言う事を理解しておいて下さい。
08年10月13日追記:あのホリエモンが、FX取引を数年間実施している事が分かりました。気になる投資成績についても言及しています。
⇒ホリエモンのFX投資成績
08年11月9日追記:ホリエモンのような著名人でなくて、ごく一般の人が大損害を被った実例も追記しておきます。10月は、こう言った人が続出しました。
⇒FXで大損害を被った人の実例
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(⇒次:FXのメリット・デメリット)
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