FXの数あるリスクの中で見落とされがちな重大なリスク、「心のリスク」について解説しています
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FXや投資の本を読もう!
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自分の心と戦うリスク
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FXを含めて、あらゆる投資・投機活動は突き詰めて考えると、自分の心をいかにコントロールできるかにかかっています。株式でも損失を認めたくないばかりに、ロスカット(損切り)せずに何年も「塩漬け」している人が多いようです。FXであっても全く同じです! 思惑と違った方向に為替が変動してしまった時に、自分の過ちを受け入れて、損失を確定できる人が、市場に残るのです。
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ここでは分かりやすいように株取引についての例をあげて、質問してみます。
質問@:あなたはごく一般的な庶民です。大切な貯金をはたいて購入したA社株が値下がりしています。その時、あなたはどちらの行動をとりますか?
・A社株をすぐに売って損失を確定させる。
・A社株を持ち続ければその後値上がりするチャンスもあるだろうから、保有し続ける。 |
質問A:あなたはごく一般的な庶民です。大切な貯金をはたいて購入したB社株が値上がりしています。その時、あなたはどちらの行動をとりますか?
・B社株をすぐに売って利益を確保する。
・B社株を持ち続ければさらに値上がりするチャンスもあるだろうから、保有し続ける。 |
2002年のノーベル経済学賞は、従来の経済学を一変させるような、画期的な受賞でした。人は誰でも合理的な投資行動をとると思われていたのが、実はそうではない、様々なシーンで、非合理的な行動をとり続ける事が実証されました。
上記の質問に対する行動も、その研究結果によるものです。
研究結果によると、「人は損失に敏感になると、大きな利益を得られる高い可能性を捨てても、確実な利益を選ぶ」と言うです。
多くの投資家は、値下がりしているA株を売って損失を確定させるより、利益の出ているB株を売って、確実に利益を手にする方を好みます。それは、損失を確定させるのは、心理的な苦痛が大きいからです。
この結果、「利益の見込める投資から早々と手を引く一方で、お金を失う痛みに敏感になるあまり、利益の見込めない投資をし続ける」事になるのです。
上記の質問@で「保有し続ける」を選び、質問Aで「利益を確保する」を選んだ人は、報われない投資を延々と続けてしまう可能性が高いので要注意です。(ただし、大半の人がそのような行動を好みますから、がっかりする事はありません)
上記のケースに非常に似通っていますが、「合理的な人間は問題の表面が変化したくらいでは結論を変えない」はずです。しかし、これもかなり怪しい事が分かってきました。
内容が同じでも、ちょっと表現を変えただけで、いとも簡単に結果を変えてしまうケースが多いのです。
これをマネーがらみで考えてみると、次の行動になって現れます。
●利益を得たい ⇒ 行動が慎重になる(確実を取る)
●損失を避けたい ⇒ 行動が大胆になる(リスクを取る) |
上記では、利益であっても損失であっても、例えば金額にして1万円であったとしたら、お金に違いは無いはずです。が、多くの人は、損失を嫌悪し、小さな利益で利食いしてしまいます。
一方で、損失が大きくなってくると、それを避けるためにより大胆な投資行動を起こして、損失を穴埋めしようとします。これによってさらに損失が膨らむリスクに目をつぶってしまうのです。
競馬などで負けが込むと、最後に「大穴狙い」をしてしまい、もっと多くのお金を損してしまう・・・・、よくありがちな行動とは思いませんか?
こういった人間の取る不合理な行動を解明し、それを投資に、さらには日常生活に生かしてゆく事が肝心です。
FX取引は、ゼロサムゲームの世界ですから、確率的には勝つか負けるか五分五分です(市場で競争するプレイヤーがあなたと同じくらいの腕前だとして)。
しかし、一方的な円安が続いて、誰でも簡単にFXで利益を得られた時代は終わりましたから、その50%の確率さえも、達成する事は難しくなってきたのではないでしょうか?
投資の世界は、「勉強しない9割が勉強する1割にカモにされる」と言われています。
あなたの投資成績がいつまでたっても負けばかりであったとしたら(もしくは何年たっても元手が増えなかったりしたら)、あなたの投資行動が合理的でない、つまり、損失を受け入れず、小さな利益しか手にする事の出来ない非合理的な行動になっている恐れがあります。
これを矯正するのは、実は生易しい事ではありません。
自分の心理の中に湧きあがってくる「大きな抵抗」と常に戦い、それに打ち勝っていく強い精神力が、大変重要になるからです。
そして、投資金額が大きくなるほど、精神面での安定がより、求められます。レバレッジを効かせて、現実離れした取引金額を手に入れる事が出来たとしても、FXには、自分の心と戦うと言う、きわめて大きなリスクが隠れているのです。
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行動ファイナンスをよく読んでから、FXを始めよう! |
本ページで記載した事は、ノーベル経済学賞を受賞した「行動ファイナンス」に基づいています。行動ファイナンスは、すべての投資行動に良く当てはめる事ができますし、特に、FXのような投機行動をとる時には、事前によく読んでおいた方が良いでしょう。
管理人からすると、FXのノウハウ本を何冊も読むくらいなら、行動ファイナンスを1冊読んでおいた方がよほど為になると思えます。
小難しい参考書のようなものでなくても、十分に行動ファイナンスの中身を知ることができますので、ぜひご一読下さい。
(⇒次:取引業者のリスク)
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