スワップ金利狙いのFX長期投資にもリスクは潜んでいます。長期投資する場合の注意点を解説。
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FXの長期投資に注意
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サブプライムローン問題をきっかけにした急激な円高により大損害を被り、「これからのFX投資はコツコツとスワップ金利を受け取る方が安心安全だ」。こう短略的に考える方も多いようです。
しかし、FXの長期投資であっても、きっちりと考え抜いて取り組まないと、再び大損害を出しますよ。単純なスワップ狙いだけで、取引するのはやめましょう。
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まず、スワップ金利とはどのようなものなのでしょうか? スワップ金利についてご存じない方は、下記のページを参考にしてみて下さい。
⇒参考:スワップ金利と損益分岐点(AllAboutマネーより)
このスワップ金利、なぜ危険なのかと言うと、毎日受け取る金利は微々たるものなので、もしも為替が大きく円高に振れた場合に、スワップ金利など一瞬に吹っ飛ぶほど、為替の変動の方がインパクトが大きいからです。例えば、下記をご覧ください。
| 項目 |
内容 |
| 為替レート |
1豪ドル=95円 |
| 取引額 |
10万豪ドル |
| 円換算した取引額 |
950万円 |
| スワップポイント |
1600円/1日 |
30日後に豪ドルが大幅下落した(5円の円高)場合
| 項目 |
内容 |
| 為替レート |
1豪ドル=90円 |
| 損失額 |
10万豪ドル×5円=50万円 |
| 円換算した取引額 |
900万円 |
| 受け取ったスワップポイント |
1600円×30日=48000円 |
つまり、50万円の損失に対し、受け取ったスワップ金利は4万8千円、トータルで45万円ほどの損失を被った事になります。
ちなみにこれはレバレッジを効かせていない場合で、レバレッジが3倍になれば損失も3倍に、10倍になれば損失も10倍になります。
これが、スワップ運用を目指す長期投資のリスクです。
しかしながら、「ではスワップ重視の取引スタイルはダメなのか?」と問われれば、「そうではない」とお答えした方が良いでしょう。
スワップ金利目当てで取引を続けるとなると、自然と次のような取引を目指す事になります。
スワップ金利を着実に貯めていく取引をする方は、無茶なレバレッジをかけて、円高時に一瞬にして利益が飛んでしまうようなマネはしないのが普通です。
大体レバレッジ2〜3倍程度と、適度な金額で取引を行っています。リスクとリターンを上手にコントロールして、取引をしています。
為替差益狙いの取引をしている方からすると、いきなり円高に振れたりするとかなり慌てる事になりますが、スワップ金利狙いの人にとっては、絶好の買い場到来!となります。
円高時に仕込む事が出来れば、長期的には円高は解消されるのが一般的ですから、スワップ金利だけでなく、為替差益までも上手に獲得できる事になります。
決して為替差益狙いの取引をしていないにもかかわらず、結果的に、それを手にする事が出来てしまうのです。
ちょっと取引スタイルとは別の話ですが、スワップ金利は銀行の外貨定期預金の利回りよりも有利な事がほとんどです。
米ドルで比較しても、外貨預金よりも利回りが1%前後、良好なケースが多いようです。これはFXのスワップ金利が、大変魅力的である事を示しています。
スワップ金利狙いの最大のメリットはいくつかあります。キーワードは、「時間を味方につける」事と、「精神的にゆとりを持てる」事。特に時間を味方につける事の出来る人は、結果的に多くの利益をコンスタントに手にする事が出来るようになります。
スワップ重視の取引のコンセプトについては、別途解説したいと思います。
(⇒参考:スワップ金利でのんびり確実に儲けよう!)
(⇒次:使える裏技)
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